AIに記事を書かせたら、それっぽいけど何かウソくさい文章が出てきた──そんな経験はありませんか。
実際にAIでガジェットレビューを書いてみると、「思ったより軽かった」「打鍵感が心地よい」といった感想がスラスラ出てきます。でも、AIはその製品を触ったことがありません。読めば読むほど違和感がある、そういう文章です。
この記事では、AIにブログ記事を書かせながら運用してきた中で見えてきた「任せたらアカン作業」を3つ紹介します。逆に任せてよかったことも合わせて解説します。
前提:どういう使い方をしているか
商品の調査から記事の下書き投稿まで、大まかな流れはこのような構成で運用しています。
- 商品スペックの調査・価格確認(AI + WebSearch)
- 記事の構成・見出し設計
- 本文生成(Gutenbergブロック形式)
- WordPress REST API で下書き投稿
- 人間が写真・実感コメントを追記して公開
仕組みの詳しい内容は別記事で解説しています → Claude CodeでWordPressに記事を自動投稿する仕組みを作った話

全部任せようとせずに、最初から役割分担を決めておくのが大事やな。
任せたらアカン① 実機の使用感
AIは製品を触っていないのに、使用感をそれっぽく書けてしまいます。
「コンパクトなのに剛性感があり、打鍵時にたわみがありません」「手に持ったときのバランスが絶妙です」──こういった文章は、AIが自動で生成します。でも、それは事実ではありません。
このブログでは、使用感に関するパートは「人間が書く欄」として空欄のまま下書き投稿し、公開前に必ず本人が追記するルールにしています。AIに無理に書かせません。
【要記入】実際にAIが書いてきた"それっぽい嘘"の例(あれば)

触ってへんのに感想が書けてまうのが、いちばん怖いところやな。
任せたらアカン② 商品リンクと型番
存在しないASINでAmazonリンクを作ってしまうリスクがあります。
「B09XXXXXXX」のような形式のASINはパターンが似ているため、AIが存在しないコードを生成することがあります。誤ったASINで直リンクを張ると、読者を存在しない商品ページに誘導してしまいます。また、型番の違いや対応機種の違いも危険で、間違った型番で誘導すると読者が誤購入する実害につながります。
このブログのルール:ASINが確認できない場合は直リンクではなく検索リンクを使います。アフィリエイトタグも毎回固定値を指示書に明記し、AIに確認させています。

リンク間違いは読者に実害が出るから、ここだけは絶対に妥協できん。
任せたらアカン③ 数字と実績
売上、順位、PV数、レビュー件数などは、AIが平気でもっともらしい値を生成します。
「Amazonで〇〇件のレビューが付いており、評価は4.5」「このモデルは市場シェア〇〇%を占める」といった数字は、根拠なく生成されることがあります。ブログに載せてしまうと誤情報になります。
このブログのルール:数字は実測値か公式発表のみ。確認できない数字は書きません。
【要記入】実際にヒヤッとした事例(あれば)。体験がなければ一般論として書いてあります

「確認できないなら書かない」がいちばんシンプルなルールやな。
逆に、任せてよかったこと
「任せたらアカン」を3つ挙げましたが、逆に任せて本当にラクになった作業もあります。
- 記事の骨組みづくり:見出し構成・H2/H3の設計はAIが得意
- スペック表の整形:公式スペックを表形式に変換する作業
- Gutenbergブロック化:HTMLをブロック形式に変換する定型作業
- 投稿作業:カテゴリ設定・タグ設定・アイキャッチ設定・SEOメタ入力
- 価格・スペックの調査:WebSearchで最新情報を集めて整理する作業
【要記入】いちばんラクになった作業(主観で構いません)

定型作業をAIに任せてから、内容を考える時間が増えた気はする。
結局どう分担しているか
| 作業内容 | 担当 | 理由 |
|---|---|---|
| 商品スペック調査・価格確認 | AI | WebSearchで最新情報を集めて整形できる |
| 記事構成・見出し設計 | AI | パターン化されているため得意 |
| スペック表・比較表の作成 | AI | 定型フォーマットへの変換 |
| 本文のGutenbergブロック化 | AI | 型どおりの変換作業 |
| 下書き投稿・各種設定 | AI | REST APIで自動化可能 |
| 実機の使用感・感想 | 人間 | 触っていない製品の感想は書けない |
| 商品写真の撮影・追加 | 人間 | 実物が必要 |
| リンクの型番・ASIN確認 | 人間 | 誤りが実害につながる |
| 公開判断・最終チェック | 人間 | 品質の最終責任は人間が持つ |

AIを疑うんやなくて、確認する工程を組み込むのが正解やと思う。
まとめ
AIはファクトを知っているのではなく、それらしい文を作るのが得意なツールです。
この特性を理解した上で使うと、「AIに任せるべき作業」と「人間が担うべき作業」の線引きが自然にできます。全部任せようとするより、分担を設計して運用する方が、品質も安定して長続きします。
自動投稿の仕組みについてはこちら → Claude CodeでWordPressに記事を自動投稿する仕組みを作った話
参考:このルールで作っているレビュー記事の例 → ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380s レビュー

AIを正しく使うための話は、ツールが変わっても本質は変わらんと思う。


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