日ごろ皆さんはテレビCMやネット広告でAmazonのことを目にすることはありますでしょうか?
数年前に放送された孫がおばあちゃんのためにヘルメットを買って一緒にツーリングすCMや、最近では食料品を沢山買いこみ運ぶのに苦労しているお母さんが、ネットショップの利用で笑顔になっているCMが印象的です。
Amazon prime(アマゾンプライム)はネットショッピングでの配送無料や割引に加え、動画や音楽、電子書籍といったコンテンツが沢山盛り込まれているのに月1000円以下とリーズナブルな価格で利用できます。
本記事ではAmazon primeについて深く掘り下げていき、利用を考える方の参考になればと思います。
Amazonヘビーユーザの私が紹介します!!
どんなサービスか
Amazon primeはネットショッピングでお馴染みのAmazonが提供している有料会員サービスとなります。
サービス内容はショップ利用時の特典や動画視聴など様々で、一度利用すると利用したいコンテンツが沢山ありすぎて暇な時間というのが無くなるかもしれません…というくらいにコンテンツが充実しています!
・ショップ利用時の特典
①対象商品であれば少額でも配送料が無料となるサービス
②お急ぎ便、お届け日時指定便が何度でも無料で受けられるサービス
③タイムセールで早めに注文できるサービス
④Prime Try Before You Buy:対象商品に限りますが、購入前に試しに使用できるというサービスです。
商品画面で「Prime Try Before You Buy」と書かれたものに限ります。一度に最大4点まで選択が可能です。
試着期間は発送が完了した日から最大7日で、購入・返送の手続きが行われない場合、試着期間の終了翌日に注文代金が自動的に請求されるので注意が必要です。
⑤定期お特便の割引:商品を指定した頻度で配達してくれるサービスを割引します。割引は5~15%です。商品により変動します。
ネット注文するときは地味に配送料が痛かったりするので、痒いところに手が届くサービスだと思います。
・Prime video
様々なコンテンツの視聴が可能です。映画、ドラマ、アニメ、バラエティ、ドキュメンタリーに加え、Prime video限定配信の作品もあります。
映画は比較的最新のものから過去作まで国内外問わず多数あります。
ドラマも国内から、アメリカ、韓国といった海外人気作でシーズンものも多数見ることできます。
その他アニメや特撮、バラエティ番組、Prime video限定で配信しているコンテンツも見ることが出来ます。
注意が必要なのは、作品によっては配信終了の可能性があるということです。
それぞれに配信の契約期間があったり、お金のことだったり、大人の事情だったり…なので見たいと思ったものは早めに見ていくことをお勧めします。
現在対応している機器はテレビ、スマートフォン、タブレット、PS5があります。
少し前から売られているテレビには初めからリモコンにプライムビデオのボタンがついている物も見られます。
対応していないテレビや、そもそもゲーム専用のモニターしかないという方にはFire TV Stickという別売りのリモコンを購入し契約することで見れるというものもあります。
大画面で見るのもよし、スマートフォンでくつろぎなら見るのも良しですね。
ぶっちゃけ、Netflexより安いよ
・Amazon Music Prime
1億曲以上の音楽が聴き放題のサービスです。バックグラウンド再生に対応しています。
基本的にはシャッフル再生となるようです。
スキップ回数に制限があったりオフライン再生は厳選プレイリストのみと制限があります。
音楽だけのプランもあり、こちらのプランに加入すると自由に聴ける上、ハイレゾ音源までの高音質での音楽を楽しむことも出来るようです。
・Prime Gaming
追加料金なしでゲームを楽しんだり、Twitchチャンネル登録で配信を楽しんだりできるサービスです。
ゲームはインディーズのものが多い印象です。PCでのみプレイが可能です。
・Amazonフレッシュ
日用品や生鮮食品を自宅に配達してくれるサービスです。最短2時間で届けてくれるため、自宅にいながら買い物ができます。仕事や育児などにより多忙で買いにく時間がない方にはお勧めです。
注意が必要なのは配送エリアが決まっていることです。現在配送可能なのは東京21区、6市、神奈川県、千葉県、埼玉県(それぞれ詳細な区や市はホームページをご参照ください)となっています。
また最低注文額が4000円と決まっており、通常配送料490円となっています。配送料は買い物を10000円以上することで無料になります。
時間帯によっては配送予約が込み、希望の時間帯の配送が出来ない場合もあるようなので余裕をもって注文するのが良いでしょう。
・prime reading
雑誌、漫画、ビジネス書、文芸書など様々なジャンルの電子書籍を追加料金なしで見れるというものです。
読む際にはkindleアプリ(無料)をダウンロードしておく必要があります。
AmazonではKindle Unlimitedという似たサービスもあります。簡単に比較していきます。
prime reading | Kindle Unlimited | |
利用条件 | プライム会員 | Amazon会員 |
価格(月額) | 600円/300円(学割) | 980円 |
冊数 | 1000冊以上 | 200万冊以上 |
取扱いジャンル ()内読み放題制限あり | 雑誌、(小説、実用書、ビジネス書、漫画) | 雑誌、小説、実用書、ビジネス書、(漫画) |
レンタル数上限 | 10 | 20 |
prime readingはプライム会員に入っていれば利用できますがKindle Unlimitedは別途で契約が必要になります。
月額料が高くはなりますが、扱っている書籍の数が段違いなのと、手元に保存しておけるレンタル数も倍になっており、良く本を読む方にとってはKindle Unlimitedのコンテンツの方が圧倒的に充実していると思います。
prime readingを利用してみて物足りなさを感じたらKindle Unlimitedを利用してみるのもいいかもしれません。
・Amazon Photos
写真・動画ストレージサービスです。
Amazonアカウントを持っていれば、5GBまで無料で保存ができます。
プライム会員になると容量が無制限で写真を保存できるようになります。
バックアップ、検索、編集、共有の機能があります。PC、スマートフォン、タブレットからの操作が可能です。
クラウドにアップロードした写真は、アルバム作成や、キーワードや日付で検索できるようになります。
また、自動的にバックアップもしてくれる機能があるため、スマートフォンの故障等で内部データが使えない状態になっても安心です。
・Amazonらくらくベビー
新たに赤ちゃんを迎えるご家族向けのサービスです。ベビー用品が10%Off(非会員は5%)で購入できます。買い物金額は最大10万円までで何度でも利用可能です。
条件がそろうと妊娠・出産準備に必要な商品のサンプル詰め合わせが受け取れる出産準備お試しBoxというサービスもあります。
マイベビーリストから30商品をリストに追加、合計700円以上の商品を購入するという条件です。
・Amazon Kids+の割引
子供むけの学習アプリや動画、ゲーム、書籍が使い放題になるサービスの割引が効きます。
学習アプリは通信教育で有名なベネッセ監修のアプリが使用できます。
動画や書籍ではポケモンやおさるのジョージ、しまじろうといった人気アニメのコンテンツが楽しめます。
対象は3歳~12歳で、年齢制限設定も可能のため年齢に応じたコンテンツを表示できます。
コンテンツを制限する機能もあるため、読書はさせたいけど、ゲームや動画控えたいという親御さんの考えも反映させられます。
・オススメの人
・普段から消耗品の購入を含めてAmazonをよく利用する方
・良く雑誌や漫画を読む方
・映画やドラマを沢山見る方
・ジャンル問わず音楽が好きで色んなアーティストの曲を聴きたい方
・申し込み方法
Amazonの登録がまだの方は先に登録しておきましょう。
※スマートフォンの場合はアプリではなくwebページからのみ手続き可能です。
①Amazonにログインします。
②トップ画面左上あたりの黒いバーの中の「プライム」という項目をクリックします。
③「30日間の無料体験を試す」をクリックします。
④支払い方法と請求先住所登録を行います。
⑤「30日間の無料体験を試す」をクリックし申し込みは完了します。
・退会方法
・パソコンから手続きを行うの場合
①Amazonのページを開きログインをします。
②画面左上あたりにある「アカウント&リスト」の中から「アカウントサービス」選択します。
③アカウントサービスのページ内右上の「プライム」選択します。
④ページ内右上の「会員情報を更新し、プライムをキャンセルする」をクリックします。
※無料体験を止める際もここで選択が可能です。
⑤確認「会員資格を終了する」選択します。
⑥「全ての特典を終了する」選択します。
⑦「年/月/日(更新年月日)に終了する」または「今すぐ解約」のどちらかを選択し終了です。
・アプリ内から手続きを行う場合
①アプリでログインをします。
②画面下の「アカウント」をタップして個人メニューを開きます。
③「アカウントサービス」をタップします。
④「アカウント設定」内の「プライム会員情報の設定・変更」を選択します。
⑤青字の「プライム会員情報の管理」をタップし「会員情報を更新し、プライムをキャンセルする」をタップします。
⑥画面下「プライム会員資格を終了し、特典の利用を止める」をタップします。
⑦「~利用できなくなります、よろしいですか?」のページ画面で最下部「特典と会員資格を終了」をタップします。
⑧「~に月間プランをご検討ください」のぺージ内の最下部「会員資格を終了」をタップします。
⑨次ページ画面下「特典と会員資格を終了」をタップします。
⑩年/月/日(更新年月日)に終了する」または「今すぐ解約」のどちらかを選択し終了です。
・他の会社のサブスクリプションと比較
現在サブスクを展開している企業は様々でサービスも専門的なものから幅広く展開しているものまで様々です。今回は動画配信サービスを中心に見ていきます。
価格 | サービス一覧 | |
---|---|---|
Amazon prime | 一般月額600円(年5900円)、学生月額300円(年2950円) | 動画(映画、ドラマ、アニメ、独占配信)、電子書籍、音楽、ショップ割引、その他 |
NETFLIX | 広告つきスタンダード:890円、スタンダード:1,590円、プレミアム:2,290円 | 動画(映画、ドキュメンタリー、ドラマ《独占配信あり)》、アニメ) 、年齢制限設定あり、 プランにより広告付きだったり、同時視聴、画質に制限あり |
U-next | 2,189円 (31日無料体験) | 30万本以上の動画(映画、ドラマ、アニメ、フルHD画質と4K画質に対応)、電子書籍、最新映画のレンタル、マンガの購入、ライブ配信のチケット購入が可能 |
hulu | 1,026円 | 14万本以上の動画(映画、ドラマ《独占配信あり》、アニメ、日米英のニュースやドキュメンタリー、スポーツ、キッズ向けチャンネル) |
ディズニー+ | スタンダードプラン:990円、プレミアムプラン:1,320円 | ディズニー及び関連会社の作品(マーベルやスターウォーズなど)を高画質・高音質で提供、その他国内アニメ、ドキュメンタリーあり、年齢制限設定、同時視聴4台 |
こうして見ていくとAmazonは破格でコンテンツを提供されていると思います。動画だけでなく他のサービスも充実しています。
サブスクによってはオリジナルコンテンツも作っている、ためそこだけでしか見れないというので差別化を図っているように思います。
詳しい動画コンテンツの内容まではわからないので、もしかしたら見たいアニメやドラマが入ってないということもあるかもしれません。
動画視聴だけを考えるのであれば、まずは見たい作品から探し、どのサブスクに入っているかを見ると良いでしょう。
・このサービスを使うときのメリット・デメリット
・メリット
一つのコンテンツ利用を考えて入会した際、付随する他のサービスも一緒に使えるためお得です。
・デメリット
・他のサブスクにも言えることですが、月々お金がかかるので金銭的に厳しい方はお勧めできません。
・動画や音楽など、自分が探しているものが絶対に入っているとは限らないため、予め確認してから利用を考えた方がいいです。
・まとめ
中には音楽や電子書籍の専門的なサブスクもあるため、細かいところで見ていくと質が劣る部分もあるとは思いますが、サービスの量に対しての価格設定がすごく安いと感じました。
普段から度々Amazonを利用する方は入会しても損はないと思います。
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