
AirPodsシリーズ最新作となる「AirPods 4」が登場しました。
特に注目されているのは、アクティブノイズキャンセリング(ノイキャン)の性能。
私はすでに、AirPods3を購入しています。今回、AirPodsでインナー型でついにノイズキャンセリングが搭載されているモデルになります。
果たしてAirPods 4は前モデルのAirPods 3や、競合のAnkerやSonyと比べてどのような進化を遂げているのでしょうか。
ガジェット好きでMac製品を使いこなしている方に向けて、実際に使ったレビューを詳しくお届けします。

カナル型でノイズキャンセリングがついているモデルだね
商品の詳細

AirPods 4はAppleが提供する完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルです。
充電ケースはUSB-Cに対応し、イヤホン単体で最大6時間、ケース込みで最大30時間の再生が可能。
P54の防水性能を備え、汗や雨にも強くなっています。
今回から待望の「アクティブノイズキャンセリング」が搭載され、外部音取り込みモードも大幅に改善されました。
他のApple製品との比較
AirPods 4は、AirPods Pro(第2世代)に搭載されている機能にかなり近づいています。
特にノイズキャンセリング性能はAirPods Proとほぼ同等で、価格はPro(3万9800円)よりも抑えられているのが魅力です。*AirPods4は(2万8000円)ほど
ただ、Proに搭載されている空間オーディオやイヤーチップのカスタマイズ機能など、細かな快適性ではProに軍配が上がります。
具体的には、AirPods Proは耳の中で密閉されるため遮音性がかなり高いです。
一方で、AirPods4は耳の中に置くだけなので密閉度は低い。そのため、その分の音楽の没入間はAirPods Pro2が優れています。
他のブランド(Anker, Sony)との比較
価格帯として競合になるのが、AnkerのSoundcore Liberty 4やSonyのWF-1000XM5になります。
音質やノイズキャンセリングの強度で言えば、Sonyの方が若干上回りますが、AirPods 4はApple製品特有の連携性で一歩リードしています。
これは、AirPodsの製品全体に言えます。同じMac製品でアカウントを同期しているものでしたら接続設定をしなくてもシームレスに使えます。
例えば、iPhoneで音楽を聴いている最中にMacBookでZoomなどでそのまま使うことができます。これは、AirPodsを使っていなければ味わえない最大の魅力です。
Ankerの製品はコスパ重視の方に人気ですが、Appleの連携性を重視するユーザーなら迷わずAirPods 4でしょう。
AirPods 3との比較
AirPods 4の最大の進化はノイズキャンセリングの搭載です。
AirPods 3はインナーイヤー型でノイズキャンセリング機能はありませんでした。
しかし、AirPods 4はProと同様のアクティブノイズキャンセリングを採用しています。
音質も低音域の表現力が向上しており、音楽の迫力が増しています。バッテリー持続時間もAirPods 3より約1時間ほど延びています。
また、主観ですがAirPods4を使ってからイヤホンの付けごごちも格段に良くなりました。
もともと、Airpods3を使っていたときは空間オーディオ機能により、イヤホンをつけていないような使い心地でした。
さらに、AirPods4になったらこの感覚がはっきりと味わえるようになりました。
アクティブノイズキャンセリングの使用感
実際に街中やカフェ、電車内で使用してみると、AirPods 4のノイキャン性能は非常に高く評価できます。
特に低音域の雑音(電車や車の走行音)を強力にカットしてくれるため、外出先で音楽やPodcastに集中しやすくなりました。
また、外部音取り込みモードも自然で、人の声だけをきちんと拾ってくれるため、会話もしやすいです。
最初は、ヘッドホンや耳の中を密閉するカナル型のノイズキャンセリング機能には敵わないと思っていました。
しかし、AirPods4を使うと見事この想定を覆しました。
耳を密閉しないイヤホンなのに、全然外の音が気になりませんでした。
むしろ、耳を密閉しない分AirPods4のイヤホンのほうが、開放感がありより無音を楽しめます。
インナーイヤー型とカナル型の違い
AirPodsシリーズはモデルごとに装着方式が異なります。
AirPods 3とAirPods 4は「インナーイヤー型」で、耳の入口に乗せるように装着するため、圧迫感が少なく自然な装着感が特徴です。
ただし遮音性は低めで、周囲の音が入りやすい傾向があります。
一方、AirPods Proは「カナル型」で、シリコン製のイヤーチップを耳の奥に差し込むことで密閉性が高まり、優れた遮音性とノイズキャンセリング効果が得られます。
ノイズキャンセリングモデルとの違い
今回のAirpods4は、ノイズキャンセリング搭載モデルと、非対応モデルの二つが販売されています。
ノイズキャンセリング以外の違いを以下の表にまとめました。
機能・特徴 | AirPods 4 | NC対応AirPods 4 |
---|---|---|
ノイズキャンセリング | ×(非対応) | ○(対応) |
外部音取り込みモード | ×(非対応) | ○(対応) |
装着方式 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
空間オーディオ | ○(対応) | ○(対応) |
バッテリー(ケース併用) | 最大30時間 | 最大30時間(ノイキャン使用時は短縮) |
充電端子 | USB-C | USB-C |
防水性能 | IP54 | IP54 |
価格帯 | 比較的安価 | やや高価 |
ノイズキャンセリング非対応モデルは、安価なので初めてAirpodsを買う人にはおすすめだと思います。
私も初めて、Airpodsを買った時にはその利便性に驚きました。
ノイズキャンセリング非対応モデルならば、20,000円前後で購入することができます。ですので、初めのAirPodsとしては悪くないと追います。
ただし、買った後も後悔しないで使い続けるなら、おすすめは断然 AirPods 4 のノイズキャンセリング対応モデルだと思います。
安い買い物ではないので、やっぱりあの時という後悔はしたくないですしね。

NC非対応だと外音取り込みも非対応になるんだ。
防水性能は?
AirPods 4の防水性能はIP54で、埃や水滴、汗などの日常的な使用環境に十分対応しています。
これは前モデルのAirPods 3やAirPods Pro(第2世代)と同じ性能で、ランニングやジムなどのスポーツシーンや軽い雨の日でも安心して使用可能です。
ただし、水没や水泳などの水中での使用は想定されていないため、注意が必要です。日常使いには問題のない防水性能を備えていると言えるでしょう。
充電方法は(Magsafeは使える?)
AirPods 4はUSB-Cによる有線充電に加え、MagSafeにも対応しています。
これにより、MagSafe対応の充電器やQi規格のワイヤレス充電器で、簡単かつスマートに充電可能です。
前モデルのAirPods 3もMagSafeに対応していますが、AirPods 4では充電効率がさらに改善され、より短時間での充電が可能となりました。
Apple製品との親和性も高く、iPhoneやApple Watchと共通の充電環境で使えるのが魅力です
おすすめの人
ここで、最新のAirPods4を購入した方が良い人をまとめました。
- MacBookやiPhoneなどApple製品を複数所有している人
- 外出先で音楽や作業に集中したい人
- AirPods Proの価格が高いと感じる人

AirPodsを買って一番メリットなのが、Macの製品と相性がいいところなんだよね。
使用感は?
実際に使ってみて、AirPods 4の装着感はProに比べて圧迫感が少なく、長時間使用しても耳が疲れにくい印象です。
また、自動装着検知の精度も向上しており、耳から外すと瞬時に再生が止まります。
音質もクリアで、特に低音域がしっかりしており、バランスの良いサウンドを楽しめます。
AirPods3と比べると、やはりノイズキャンセリング機能が素晴らしいです。
AirPodsを使っていてMac製品との相性の良さ、空間オーディオに衝撃を受けていました。
今回は、それに加えてノイズキャンセリングも搭載されたので、よりストレスなくMac製品(特にiPhone)での音楽やYoutube視聴などを楽しめます。
メリット・デメリット
メリット
- 優れたノイズキャンセリング性能
- Apple製品間でのシームレスな切り替え
- Proよりもお手頃な価格
- 防水性能の向上
デメリット
- インナーイヤー型を好むユーザーには圧迫感を感じる場合も
- Proモデルに比べて空間オーディオ機能が限定的
まとめ
AirPods 4は、前モデルのAirPods 3からノイズキャンセリング性能を追加し、大幅に進化しています。特にApple製品ユーザーにとっては利便性が高く、使いやすさも抜群です。
他ブランドと比べても、Appleデバイスとの連携力や全体のバランスでAirPods 4が魅力的な選択肢になることは間違いありません。
AirPodsシリーズの購入を検討している方は、ぜひAirPods 4を手に取って、そのノイズキャンセリング性能を体感してみてください。
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