
最近じわじわと人気を集めているトラックボールマウス。
ガジェットブロガーやガジェットyoutuberなどが、こぞって紹介しているのがトラックボールマウスになります。
トラックボールマウスで有名なのが、ロジクールの「M575SP」になります。
このマウスは、youtubeで紹介している人が多数います。
しかし、ロジクール以外でもトラックボールマウスで注目を集めているのが、エレコムのEX-Gシリーズ「握りの極み」M-XT3DRBKです。
価格は約3,500円という手頃さながら、6ボタン搭載で快適な操作性を実現。ロジクールや他のエレコム製品との違いも含めて、実際の使用感を徹底レビューしていきます。

エレコムのトラックボールマウスってどうなの?
商品の詳細
M-XT3DRBKは、エレコムが展開するEX-Gシリーズの中でも、握り心地に特化したトラックボールマウスです。
- ボタン数:6ボタン(チルト機能付きホイール含む)
- 接続方式:2.4GHz無線(USBレシーバー式)
- トラックボール操作:親指操作タイプ
- 電源:単三電池1本(約273日使用可能)
- サイズ:幅94.7×奥行124.4×高さ47.9mm
- 重さ:約128g(電池含む)
他のエレコムのマウスとの比較
項目 | M-XT3DRBK | DEFT PRO | HUGE |
---|---|---|---|
操作タイプ | 親指 | 人差し指 | 親指 |
ボタン数 | 6 | 8 | 10 |
高速スクロール | ○ | ○ | ○ |
価格帯 | 約4,000円 | 約7,000円 | 約8,000円 |
エレコムのトラックボールマウス3機種を比較すると、それぞれに明確な特徴があります。
M-XT3DRBKは親指操作でコンパクト、価格も約4,000円と手頃で、トラックボール入門者に最適です。
DEFT PROは人差し指操作タイプで、精密なカーソル操作に強く、8ボタン搭載でカスタマイズ性も高め。
HUGEは親指操作ながらサイズが大きく、10ボタンで操作性に優れた上級者向けモデルです。
いずれも高速スクロールに対応していますが、用途や使い心地の好みによって選ぶべきモデルが異なります。
他のブランドのマウス(ロジクール)との比較


項目 | M-XT3DRBK | ロジクール M575SP | ロジクール MX ERGO |
---|---|---|---|
接続方式 | USBレシーバー | USB/Bluetooth | USB/Bluetooth |
ボール操作 | 親指 | 親指 | 親指 |
価格帯 | 約4,000円 | 約6,000円 | 約12,000円 |
角度調整 | × | × | ○ |
エレコムの「M-XT3DRBK」は約4,000円と手頃ながら6ボタン搭載で、親指操作のトラックボール初心者に最適なモデルです。
一方、ロジクールの「M575SP」は静音クリックに対応し、BluetoothとUSB両対応で約6,000円と高コスパ。
トラックボールの快適さと静かな操作性を両立しています。上位モデルの「MX ERGO」は角度調整や充電式バッテリーを搭載し、より快適なエルゴノミクス環境を提供。価格は高めですが、ヘビーユーザーには間違いない選択です。
使用頻度や作業環境に応じて選ぶべきモデルが異なります。
私がこの3つのマウスを使った感想ですが、値段と満足度が比例しています。エレコムのトラックボールマウスも多機能であり便利です。
ただ、トラックボールの操作性はロジクールのマウスの方が精密です。
これは、慣れの部分もあると思いますが、それぞれ値段が2倍近く違うので当然かと思います。
一番最小に、トラックボールマウスを試してみたい方はエレコムのトラックボールマウスはとてもおすすめです。
サイズ感は?

本体サイズはやや大きめですが、男性の手にはジャストフィットします。
手を包み込むような形状で、長時間使っても疲れにくいのが特徴です。
私は普段はロジクールのMX Anywhere3sを使用しているのですが、多少手が小さい人でも違和感なく使うことができます。
また、エレコムの他のマウスはMサイズを使っています。エレコムのMサイズのマウスを使っている方は問題なく使用できます。
高速スクロールは?
ホイールにはチルト機能もあり、横スクールも可能です。
Excelやブラウジングでもストレスなし。ロジクールの「フリースピン」には及びませんが、十分実用的です。
動画では、実際にホイールをスクロールしていますが滑りが良いです。ですので、スクロールで違和感を感じることはありません。
トラックボールは使いやすい?
親指操作タイプなので、従来のマウスからの移行もスムーズ。
トラッキング精度も高く、細かい操作も快適です。他のトラックボールマウスを使用している人なら
慣れるまでは30分〜1時間程度です。
しかし、初めてトラックボールマウスを使用する人は慣れるまで相当な時間がかかると思います。
私がロジクールのトラックボールマウスを初めて使用して慣れるまでは、3日程度かかった記憶があります。
この修行時間を耐えることができれば、トラックボールの快適性に気づくはずです。
マウスの「ローモード」と「ハイモード」とは?

多くの場合、「ローモード(Low mode)」と「ハイモード(High mode)」は、DPI(感度)設定や通信方式、省電力機能などに関する以下の意味で使われます:
✅ ① DPI(感度)の違いを表すケース
- ハイモード(High DPI モード) → DPI(カーソルの移動速度)が高く、少ない手の動きでカーソルが大きく動く。 → ゲームや広いモニター環境での高速移動に向く。
- ローモード(Low DPI モード) → DPIが低く、カーソルの動きがゆっくりで正確。 → 画像編集や精密な操作をしたい時に便利。
接続方法は?

USBレシーバーによる2.4GHz無線接続のみ。Bluetoothは非対応なので、スマホやMacBookとの接続を考えている人は注意が必要です。
マウスのUSBレシーバを使用してしまうので、PCのハブを購入した方がPCの貴重なリソースを損なわないです。
そこまで、高価なものでないので購入を検討してみてください。
静音具合は?
クリック音はやや大きめ。静音モデルではありませんが、通常のオフィス環境であれば問題ないレベル。
静かなカフェなどでは少し気になるかもしれません。
ロジクールの静音対応のトラックボールマウスM575SPを検討している方は、この音を検討事項にすると後悔がないと思います。

静音マウスを使い始めると、クリック音がとても気になるかも。。。
おすすめの人
- 初めてトラックボールを使ってみたい人
- コスパ重視でマウスを選びたい人
- 長時間のPC作業で手首に負担を感じている人
- USBレシーバー式を好む人
使用感は?
実際に一週間使ってみて、カーソル操作がとにかく快適。戻る・進むボタンが便利で、ブラウジングの効率もアップ。クリック感も良好で、価格以上の満足感があります。
メリット・デメリット
メリット
- コスパが良い(約4,000円)
- 握りやすい形状
- 無線接続が安定している
- トラックボールが親指操作で扱いやすい
デメリット
- Bluetooth非対応
- 静音設計ではない
- 慣れるまでに時間がかかる
まとめ

エレコム EX-G「握りの極み」M-XT3DRBKは、トラックボール初心者にとって最適な1台です。.
約4,000円という価格ながら、操作性・快適性ともに満足度が高く、「まずは使ってみたい」という人に強くおすすめできます。
ロジクールの上位モデルと比較すると機能面では一歩譲るものの、価格と使いやすさのバランスが良く、エントリーモデルとしては間違いのない選択です。
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