
今回レビューするのは、ロジクールのMXシリーズのMX Keys miniになります。
画像を見てわかる通り、マットの質感と洗練されたデザインが特徴なキーボードです。
また、「MX KEYS MINI KX700GR」は、静音性や省スペース性に優れたテンキーレスキーボードとして人気です。
私はすでに、HHKBやKeychronなどのキーボードを持っておりキーボードは4~5個ほど使ったことがあります。
そんな中で、MX Keys minを買った理由はロジクールのMXシリーズが大好きだからです。
本記事では、MX Master 3やMX Anywhere 3S、MX ERGOなどをすでにお使いの方に向けて、MX KEYS MINIの使用感を詳しくレビュー。他ブランド(HHKB、REALFORCE、Keychron)との違いや、打鍵感・静音性なども徹底解説します。

今回は、ロジクールのMXシリーズのキーボードを紹介するよ
商品の詳細
ロジクール MX KEYS MINI KX700GRは、パンタグラフ式の静音キーボードで、テンキーなしのミニマル設計。サイズは幅約29.5cm、重量は約506gで、持ち運びにも最適です。
Bluetoothおよび2.4GHzワイヤレス(※レシーバー別売)に対応し、最大3台のデバイスと同時にペアリング可能。Easy-Switchボタンで切り替えもスムーズです。
他のロジクールのキーボードとの比較
MX KEYS MINIは、フルサイズのMX KEYSと比べてコンパクトで、デスクスペースを有効に使える点が魅力です。
- K380:軽量&低価格、打鍵感や高級感は控えめ
- K855:メカニカル風だが静音性は劣る
- MX KEYS MINI:静音性と快適な打鍵感の両立が特徴
同じMXシリーズのマウスとの親和性も高く、統一感のあるデスク環境を構築できます。
他のブランド(HHKB、REALFORCE、Keychron)との比較

ブランド | 特徴 | MX KEYS MINIとの違い |
---|---|---|
HHKB | 静電容量方式でプロユース向け | 打鍵感に独特のクセがある、静音性はやや劣る |
REALFORCE | 滑らかな打鍵と高耐久性 | 重く高価。オフィスユースでは音が気になる場合あり |
Keychron | カスタマイズ性の高いメカニカル | 音が大きいモデルが多く、軽快な打鍵とは別方向 |
キーボードの音は?静音性を検証
MX KEYS MINIは、非常に静かな打鍵音が特長です。MacBook Proと比べて約1.9dBほど音が小さいという測定結果もあり、静かなオフィスや夜間の作業でも安心して使えます。
動画はKeychron、HHKB,ロジクール K855(赤軸)のそれぞれのキーボードの打鍵音と比べてみました。
動画を見てもわかる通り、MX Keys miniはほとんど音がしません。ロジクールのメカニカルキーボードと比べると、打鍵音がほぼ聞こえないレベルです。
キーボードの打鍵音は心地のいい音ですが、一度静音のキーボードを使ってみると打鍵音がない方が仕事に集中できると思います。
ですので、一度MX Keys miniを使って静音のキーボードの魅力を味わってみてください。
バッテリーの持ち時間と充電時間は?
MX Keys miniのバッテリーに付いてまとめました。
使用状態 | バッテリー持続時間 | フル充電にかかる時間 |
---|---|---|
バックライト オン | 約10日間 | 約4時間 |
バックライト オフ | 最大5か月間 | 約4時間 |
また、以下は補足の情報です。
- 充電ポートは USB-C。同梱のUSB-CケーブルでPCやアダプターから充電できます。
- 使用しながらの充電も可能。
- バッテリー残量が少なくなるとLEDインジケーターが点灯してお知らせ
私は普段はHHKBのキーボードを使っているのですが、充電の不足がLEDのインジケータでわかるのは地味に便利です。
打鍵感は?
浅めで反発感のあるパンタグラフ構造により、軽やかで疲れにくい打鍵感を実現。キーにはくぼみがあり、指に自然にフィットします。
ノートPCに慣れている方だけでなく、メカニカル派からも「指にやさしい」と高評価を得ている構造です。
実際に私もMX Keys miniを使っていて、HHKBと異なる打鍵感を感じました。
HHKBはどちらかと言うとしっかりタイプしなければいけません。イメージは、スコスコスコです。
一方でMX Keys minはカスカスカスと言った打鍵感でした。
明らかにMX Keys miniの方が長時間使用していて疲れません。また、窪みのあるキーは使用しているうちに癖になってきます。
テンキーは?

MX Keys miniはテンキーレス設計のため、テンキーは搭載されていません。その分コンパクトで省スペースなレイアウトになっています。
画像は、ロジクールK855と並べたものになります。ロジクールK855にもテンキーは付いていないです。
ただ、フルサイズキーボードでない、ロジクールK855と比べても、MX Keys miniはコンパクトなキーボードになっています。
数値入力が多い方にはフルサイズモデル「MX KEYS(KX800)」や、別売りテンキーとの併用をおすすめします。
ホームボタンとエンドボタンは?
このようなキーボードを買うと、「Home」ボタンと 「End」ボタンがないことに気づきます。
私は、最初この二つのボタンがなくてとても不便に感じていました。Excelでこの二つのボタンがないと致命的です。
安心してください。「Home」「End」などのキーは独立していませんが、Fnキーとの組み合わせで操作可能です。
また、Logi Options+でのカスタマイズにも対応しており、好みに応じたキー割り当てができます。
アームレストは使える?


MX Keys miniとアームレストは併用は難しいです。
なぜなら、MX Keys minの最大の特徴である薄さがアームレストを使用できないくらい薄いためです。
アームレストは本来高さがあるキーボードに、キーボードを入力する手首が疲れないためのものです。
そのため、高さがないMX Keys miniにはアームレストを使用することができません。

MX Keys miniを使用する時はアームレストをしまわないとね
キーボードの薄さ


MX Keys miniですが、画像の通りめちゃくちゃ薄いです。
画像は、iPadとMagic Track Padと比較した画像になります。
Magic Track Pad < MX Keys mini < iPadの順に薄くなっているのがわかります。
キーボードがとても薄いので、デスクで整理整頓、持ち運びも楽にできます。
おすすめの人
- MXシリーズのマウスなどを愛用している人
- 静音キーボードを探している人
- ノートPCのような軽い打鍵感が好きな人
- 複数デバイスを同時に使いたい人
- コンパクトでおしゃれなデスク環境を作りたい人
使用感は?
実際の使用感は、軽快かつスムーズ。キーピッチも広くタイピングミスが少なくなり、長時間作業でも疲れにくい構造です。
また、バックライト付きなので、暗い場所でもストレスなくタイピングできます。接続切替もボタン一つで瞬時に完了し、デバイス間の移動も快適です。
メリット・デメリット
メリット
- 圧倒的な静音性で周囲を気にせず作業できる
- パンタグラフ式でも満足度の高い打鍵感
- 最大3台のマルチペアリングが可能
- 持ち運びやすいコンパクト設計
- USB-C充電、バッテリー持ちは最大10日
デメリット
- 有線接続は非対応
- テンキーや独立したホーム/エンドキーがない
まとめ

MX KEYS MINI KX700GRは、静音性・打鍵感・省スペース性を兼ね備えたロジクールの傑作テンキーレスキーボードです。
他ブランドにはない「上品な静音キータッチ」や「デバイス連携のスムーズさ」は、まさにMXシリーズならでは。ガジェット好きのあなたのデスク環境を、よりスマートに整えてくれる1台になること間違いなしです。
静かで疲れにくく、場所も取らない。次に選ぶキーボードとして、MX KEYS MINIをぜひ候補に入れてみてください。
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