
Amazonのイヤホン売れ筋ランキングをスクロールしていると、必ずといっていいほど目に入ってくるのが「Soundcore P40i」。2024年4月の発売から2年以上が経つ今も、ランキング上位に居座り続けています。なぜこんなに売れ続けているんでしょう?
今回はAnker Soundcore P40iのスペック・評判・AirPods 4との違いなどを、公開情報とユーザーレビューをもとにまとめました。
Soundcore P40iってどんなイヤホン?
Soundcore P40iは、全世界で120万台以上売れた「Life P3」の後継機として、2024年4月9日に発売されたAnkerのワイヤレスイヤホンです。定価は7,990円(税込)ですが、2026年7月時点では実売5,990円前後にまで下がっており、コスパの高さがさらに際立っています。
「この価格帯で本当にノイキャンとマルチポイントが使えるの?」という疑問が湧くのも当然で、それがそのまま売れ続けている理由につながっています。カラーはブラック、オフホワイト、ネイビー、パープルの4色展開です。

スペック一覧
| 項目 | スペック |
| 発売日 | 2024年4月9日 |
| 定価 | 7,990円(税込) |
| 実売価格(2026年7月) | 5,990円前後 |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
| コーデック | SBC・AAC(LDAC非対応) |
| ドライバー | 11mm径ダイナミックドライバー + BassUp技術 |
| ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング 2.0(自動調節) |
| 外音取り込み | あり |
| 再生時間(イヤホン単体) | 最大12時間 |
| 再生時間(ケース込み) | 最大60時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約5時間再生 |
| ワイヤレス充電 | Qi対応 |
| マルチポイント | 2台同時接続対応 |
| 防水性能 | IPX5 |
| マイク | 6つのビームフォーミングマイク + AIノイズリダクション |
| ペアリング補助 | Google Fast Pair対応 |
| アプリ | Soundcoreアプリ(イコライザー・Hear ID・ゲームモード等) |
| イヤーピース | XS/S/M/L/XL 5サイズ付属 |
| カラー | ブラック、オフホワイト、ネイビー、パープル |
※価格は執筆時点。最新はリンク先で確認してください
売れ続けている理由3つ
①ケース込み60時間バッテリー+ワイヤレス充電
レビューで最も多く挙げられているのが「バッテリーが驚くほど持つ」という評価です。イヤホン単体で最大12時間、ケース込みで最大60時間という数字は1万円以下のクラスでは頭ひとつ抜けています。さらに10分の充電で約5時間再生できる急速充電、そしてQiワイヤレス充電にも対応しているため、「充電し忘れても安心」という声が多く見られます。
②この価格でノイキャン+マルチポイント(PC会議とスマホの2台持ち視点)
「マルチポイントがこの価格で使える」という声は購入者レビューで特に目立ちます。マルチポイントとは2台のデバイスに同時接続できる機能で、例えばPCでZoom会議中にスマホに着信があっても、イヤホンを付け替えることなく対応できます。テレワーカーやエンジニアにとっては日常的にありがたい機能です。
ノイズキャンセリングは「ウルトラノイズキャンセリング 2.0」搭載で、環境に応じて自動調節してくれます。「1万円以下ならこれ一択」と評されることが多く、機能と価格のバランスが高く評価されています。
③充電ケースがスマホスタンドになる
地味ながらユーザーから好評なのが、充電ケースのフタがスマホスタンドとして使える機能です。横置きのみ対応ですが、「ケースのスタンド機能が地味に便利」という声は実際のレビューで繰り返し登場します。イヤホンを充電しながら動画を見る、といった使い方がサっとできるのが評価されているようです。

購入前に知っておきたい注意点
- 音質はドンシャリ傾向で「価格なり」との評価:BassUp技術による低音重視のチューニングになっており、「フラットな音が好きな人には向かない」「価格帯なりの音」と評されることがあります。音質最重視の方には上位モデルを検討することをおすすめします。
- 空間オーディオの完成度は低め:空間オーディオ機能は搭載されているものの、「完成度は高くない」という声が見られます。この点を重視する場合は注意が必要です。
- イヤーピースの軸が特殊形状:イヤーピースの軸が一般的な形状と異なるため、市販のサードパーティ製イヤーピースへの交換が難しいという指摘があります。フィット感が合わない場合は付属の5サイズで調整するしかありません。
- LDAC非対応:コーデックはSBCとAACのみで、LDACによるハイレゾ相当の伝送には非対応です。ハイレゾ音源を高品質で聴きたい方には不向きです。

AirPods 4とどっちを買うべき?
よく比較に挙げられるのがAppleの「AirPods 4」です。両者は価格帯・対象ユーザー・得意分野が大きく異なるため、整理してみましょう。
| 項目 | Soundcore P40i | AirPods 4 |
| 実売価格 | 約5,990円 | ANC非搭載版:約2万円前後 / ANC搭載版:約3万円 |
| 装着タイプ | カナル型(密閉) | オープンイヤー型 |
| ノイキャン | あり(ウルトラNC 2.0) | ANC非搭載版はなし / ANC版あり |
| マルチポイント | 2台同時接続 | Apple製品間のみ自動切替 |
| バッテリー(ケース込み) | 最大60時間 | 最大30時間程度 |
| iPhone連携 | 標準的 | 深い連携(自動切替・空間オーディオ等) |
| Androidとの相性 | 良好(Google Fast Pair) | 機能が限定される |
| コーデック | SBC・AAC | AAC |
「iPhoneユーザーで予算があるならAirPods 4、コスパと機能全部入りならP40i」という整理が一般的です。AirPodsはApple製品との連携が強みで、iPhone・Mac間の自動切替や空間オーディオの完成度が高く評価されています。一方P40iはAndroid・マルチOS環境や、バッテリーの持ちを重視する人に向いています。
ワイヤレスイヤホン全体の比較はこちらの記事もご参考に。
ワイヤレスイヤホンおすすめ15選|エンジニアが実機を触って厳選【2026年版】

上位・下位モデルとの違い
Soundcoreシリーズ内でP40iの上下にあるモデルとの違いも確認しておきましょう。
Soundcore Liberty 4 NC(実売1.2〜1.5万円前後)は、ノイキャン特化の上位モデルです。「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」を搭載しており、ノイキャン性能はP40iを上回ります。静かな環境で集中して作業したい方や、ノイズキャンセリングの完成度を最優先にしたい方にはLiberty 4 NCが適しています。
Soundcore A25i(実売4,990円前後)は下位のエントリーモデルで、ノイキャンは非搭載です。「とにかく安くワイヤレスイヤホンを使いたい」「ノイキャンは不要」という方向けの選択肢です。
まとめると、「ノイキャン最優先ならLiberty 4 NC、コスパ重視でノイキャンも欲しいならP40i、とにかく安さ優先ならA25i」という選び方になります。
こんな人におすすめ
- テレワーク・リモート会議でPCとスマホを両方使う人(マルチポイントが活躍)
- バッテリーの持ちを最重視したい人(ケース込み60時間は圧倒的)
- 1万円以下でノイキャン付きを探している人
- Android・Windowsメインで使う人
- 急速充電やワイヤレス充電など充電の利便性を重視する人
まとめ
Soundcore P40iが2年以上売れ続けている理由は、「ケース込み60時間バッテリー」「ノイキャン+マルチポイント」「実売5千円台」という3点が揃っている点にあります。音質はドンシャリ傾向でLDAC非対応という点はあるものの、テレワーカーやコスパ重視のユーザーにとっては非常にバランスの取れた1台といえるでしょう。
iPhoneユーザーで予算に余裕があればAirPods 4、ノイキャン性能を極めたいならLiberty 4 NC、とにかくコスパと機能を両立させたいならP40iという選び方が、多くのユーザーレビューをもとにした整理となっています。
※価格は執筆時点。最新はリンク先で確認してください


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