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AirTag第2世代は何が変わった?「1.5倍」が日本で使えない話と買い替え判断

Apple


「AirTag、そろそろ新しくなるんじゃないかな?」と思い続けて5年。2026年1月、ついにAppleがAirTag第2世代を発表しました。

気になるのは「正確な場所を見つける」の有効距離が最大1.5倍に拡大されたという点。ただ、これが日本では使えないという情報も出回っています。実際のところどうなのか、何が変わって何が変わっていないのか、順を追って確認していきましょう。

この記事では、AirTag第2世代が初代から何を変えたのか、そして「1.5倍」が日本で使えない理由と背景、初代からの買い替え判断、さらに初代との見分け方について、わかっている事実をベースにまとめています。

AirTag第2世代の概要

AirTag第2世代は2026年1月26日に発表、1月28日頃に発売されました。初代(2021年4月)から約5年ぶりの刷新です。

価格は初代と据え置きで、1個4,980円(税込)、4個入り16,980円(税込)(Apple直販)。外観・サイズも初代と同じ(直径31.9mm・厚さ8.0mm)で、初代用のアクセサリはそのまま流用できます。キーリングやストラップなど、すでに持っているアクセサリが使い続けられるのは地味に嬉しいポイントです。

重量のみ11g→11.8gとわずかに増えています。筐体には85%再生プラスチックを使用しており、IP67耐水防塵も継続。見た目はほぼ変わりないので、パッと見では初代と区別がつきません(見分け方は後述)。iOSの対応バージョンはiOS 26以降が必要です。

Apple AirTag(第2世代)
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Apple
パパ
パパ
5年ぶりなのに値段そのままなのは良心的だね

初代からの変更点一覧

初代との主な変更点を表にまとめました。チップとスピーカー、Apple Watch対応が今回の大きな変化です。

項目初代(2021)第2世代(2026)
発売2021年4月2026年1月
価格(1個)4,980円4,980円(据え置き)
直径31.9mm31.9mm(変わらず)
厚さ8.0mm8.0mm(変わらず)
重量11g11.8g
耐水防塵IP67IP67(変わらず)
UWBチップ第1世代第2世代(新搭載)
「正確な場所を見つける」範囲基準最大1.5倍(※日本では規制あり)
スピーカー音量基準約50%向上・音程も高く
Apple Watch対応非対応Series 9以降・Ultra 2以降
航空会社との位置情報共有非対応50社以上と連携
必要なiOSiOS 14.5以降iOS 26以降
再生素材非公開筐体に85%再生プラスチック使用

進化したポイント3つ

①第2世代UWBチップで「正確な場所を見つける」が最大1.5倍に

最大のアップデートは、第2世代のUWBチップ(Ultra Wideband)の搭載です。これにより、iPhoneで「正確な場所を見つける」機能(方向と距離をリアルタイム表示するAR的なガイド機能)の有効距離が、初代比で最大50%(約1.5倍)拡大されたとされています。

「正確な場所を見つける」は、近くにあるはずなのに見つからないときに特に役立つ機能です。iPhoneを掲げると矢印が出て「あと〇m」という感じで案内してくれます。この有効範囲が広がるということは、少し離れた場所からでも反応するようになるということです。

ただし、後述するとおり、日本国内ではこの恩恵を受けることができません。電波規制の関係で、国内では初代と同等の範囲のままです。海外で利用する機会が多い方には関係してきます。

②スピーカー音量が約50%アップ(日本で一番体感できる進化)

国内ユーザーが実際に体感できる進化として、各所のレビューで最も多く言及されているのがスピーカーの音量向上です。第2世代では音量が約50%アップし、音程も高くなって聞き取りやすくなったとされています。

初代のスピーカーは「鳴ってはいるが音が小さい」という声が少なくありませんでした。ソファのクッションに挟まったり、バッグの底に沈んでいたりすると気づきにくいケースも。実機レビューを確認すると「音が大きくなったのが日本ユーザーとして一番ありがたい」「音程が高くなって聞こえやすい」という評価が目立ちます。

特にペットの首輪や子どものリュックに付けている場合、以前より大きな音で鳴ってくれるのは現実的なメリットです。この改善だけでも、使い勝手が上がったと感じる人は多そうです。

③Apple Watch対応と航空会社との位置情報共有

第2世代ではApple Watch Series 9以降・Ultra 2以降で「正確な場所を見つける」機能に対応しました。iPhoneを取り出さずにApple Watchから方向と距離が確認できるようになります。ただし、国内では同機能に制限があるとされており、フルに活用できるかどうかは環境次第です。

また、50社以上の航空会社と位置情報を一時的・安全に共有できる機能も追加されました。ロストバゲージの際に、荷物の現在地を航空会社に伝えられるようになるというもので、海外旅行でのトラブル対策として注目されています。これまでは「探すアプリで位置はわかるのに航空会社に伝える手段がなかった」という場面があったため、実用的な改善です。

Bluetoothチップも強化されており、「探す」ネットワーク(他のAppleデバイスを経由して位置を把握する仕組み)の検知範囲も拡大されたとのことです。こちらは日本でも恩恵を受けられる変更です。

パパ
パパ
音が大きくなったのは地味だけど一番ありがたい進化かもね

【購入前に必読】「1.5倍」は日本では使えない

第2世代の目玉とも言える「正確な場所を見つける」の範囲拡大(最大1.5倍)ですが、日本国内では現時点で利用できません

理由は電波規制にあります。AirTagが「正確な場所を見つける」に使用するUWB(超広帯域無線)の周波数帯について、日本では使用可能な帯域が海外と異なるため、第2世代の拡張機能を国内で動作させることができない状態です。これはAppleの設計の問題ではなく、国内の電波法上の規制の問題です。

Amazonの商品ページには「探せる範囲が最大1.5倍に広がった」と記載されていますが、これは全世界向けの製品説明です。日本向けとしては正確な表記ではなく、価格.comのクチコミでも「距離目当てで買ったが変わらなかった」という報告が確認されています。

海外に滞在・旅行する際は規制のない地域であれば1.5倍の恩恵を受けられるとされています。また、将来的に国内の電波規制環境が変わった場合は利用できるようになる可能性はありますが、現時点では確定した情報はありません。

まとめると:

  • 日本国内 → 範囲拡大は使えない(初代と同等の範囲)
  • 海外(規制なし地域) → 最大1.5倍が有効
  • 将来的な解禁 → 可能性はあるが現時点では未確定
パパ
パパ
買う前にこれを知れるかどうかは大きいね

初代から買い替えるべき?見分け方も

各所のレビューや評価をまとめると、おおむね次のような見解になっています。

「初代ユーザーが急いで買い替える必要はない。日本で体感できる進化は主にスピーカー音量」という意見が多数派です。スピーカーが大きくなった点は確かに実用的ですが、それだけのために今すぐ入れ替えを検討するかどうかは個人の判断次第でしょう。

一方、新規購入・買い足しなら第2世代を選べば後悔はないという点では評価が一致しています。初代はAmazon等でわずかに安く売られている場合がありますが、価格差が小さければ今から買うなら第2世代が無難です。将来の規制環境変化にも対応できます。

なお、手元のAirTagが初代か第2世代かを見分けるには、背面の刻印を確認するのが簡単です。第2世代はすべて大文字(AIRTAG / FIND MY / NFCなど)で刻印されています。初代は大文字・小文字が混在した表記です。箱の外から確認したい場合は、パッケージに「第2世代」と記載があります。

パパ
パパ
初代持ちは慌てなくてよさそうだね

こんな人におすすめ

  • はじめてAirTagを買う人:今買うなら第2世代一択。スピーカー音量など日本で体感できる改善も含まれています。
  • AirTagを買い足したい人:追加で購入する場合も第2世代を選んでおけば、将来的な規制解禁にも備えられます。
  • 海外出張・旅行が多い人:航空会社との位置情報連携や1.5倍の探知範囲など、海外での利点が大きいです。
  • 子どもや高齢の家族に持たせたい人:スピーカー音量が上がり、音で探しやすくなった点はシンプルに便利です。鍵や財布に付けて使うのにも最適です。
  • Apple Watch Series 9以降を持っている人:Watch単体で「正確な場所を見つける」が使えるようになるため、iPhoneを出す手間が省けます(国内制限あり)。

まとめ

AirTag第2世代は、価格を据え置いたまま第2世代UWBチップ・スピーカー音量50%向上・Apple Watch対応・航空会社連携を追加した製品です。

最大の売り文句である「探せる範囲1.5倍」については、日本国内では電波規制により現時点で使えません。これはAppleの問題ではなく国内規制の問題です。購入前に知っておくべき重要なポイントで、Amazonの商品説明だけを見て期待して買うと「変わった気がしない」という感想になりかねません。

国内で体感できる一番の進化はスピーカー音量アップ。初代ユーザーは急ぎの買い替えは不要ですが、新規・買い足しなら第2世代を選んでおけば間違いないでしょう。

Apple製品関連では、AirPods Pro 3のレビュー記事もあわせてどうぞ。

Apple AirTag(第2世代)
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※価格・仕様は執筆時点。最新は公式サイトやリンク先で確認してください。

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