
そこで注目したいのがトラックボールマウスです。本体を動かさず、ボールだけ親指で転がしてカーソルを操作します。手首はほぼ固定なので、長時間のデスクワークでも疲れにくい。テレワーカーやエンジニアの間でじわじわ広まっているのはこの理由からです。
当ブログでは、ロジクールのM570・M575SP・MX ERGOと、エレコムのM-XT3DRBKを実際に購入して長期間使い込んできました。この記事では実機レビュー4本をもとに「予算別・用途別にどれを買えばいいか」を正直にまとめます。初めてトラックボールを試してみたい人も、買い替えを検討している人も参考にしてみてください。
まず比較表で全体を把握しよう
詳細に入る前に、まずは全体像を掴んでください。当ブログで実際に使ってレビューした4製品をまとめました。
| 商品名 | 価格帯(目安) | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| エレコム M-XT3DRBK | 約3,500円 | 6ボタン・入門最安・USBレシーバー | とにかく安く試したい人 |
| ロジクール M570 | 約4,000円 | 型落ち・ロジクール入門・USBのみ | 安くロジクール体験したい人 |
| ロジクール M575SP ★1位 | 約7,000円 | 静音クリック・Bluetooth・エルゴ | バランスで選びたい人 |
| ロジクール MX ERGO S | 約17,000円 | 傾斜調整・8ボタン・USB-C充電 | 本格派・長時間作業重視 |
迷ったら M575SP 一択です。静音クリック・Bluetooth接続・エルゴノミクス形状の三拍子が揃って、価格は7,000円台。初めてでも長く使える一台です。以下で各製品を詳しく紹介します。

比較表見たら、M575SPがいちばんコスパよさそうだね
エレコムのさらに上位モデルが気になる方は エレコム EX-G PRO レビュー もどうぞ。
【最安・初心者向け】エレコム EX-G M-XT3DRBK|約3,500円でトラックボールデビュー
「トラックボールを試してみたいけど、いきなり高いのは怖い」という人に向いているのが、エレコムのEX-G「握りの極み」M-XT3DRBKです。価格は約3,500円と、トラックボールマウスの中ではかなりの入門価格です。親指でボールを操作するタイプで、通常のマウスに近い持ち方ができるので、トラックボール初心者でも慣れやすいです。6ボタン搭載なので「ブラウザの進む・戻る」はもちろん、エレコムマウスアシスタントでショートカットを自由に割り当てることができます。電池寿命は単三1本で約273日と非常に長いのも特徴です。
ただし静音クリック非対応なので、クリック音が気になる環境での使用には注意が必要です。またBluetooth非対応でUSBレシーバーのみの接続。複数デバイスを切り替えて使いたい人は、後述のM575SPを検討してください。
メリット・デメリット
- ✅ 約3,500円と入門最安クラス
- ✅ 6ボタン搭載でショートカット操作対応
- ✅ 電池寿命約273日(単三×1本)
- ✅ 親指操作タイプで初心者が慣れやすい
- ❌ 静音クリック非対応(クリック音あり)
- ❌ Bluetooth非対応(USBレシーバーのみ)
- ❌ 高精度な操作は少し苦手
実機でのレビューはこちらで詳しくまとめています → エレコム M-XT3DRBK レビュー|トラックボール初心者でも使いやすい理由と注意点

Bluetoothいらないなら、これで十分だね。お試しにちょうどいい値段だし
【型落ち・ロジクール入門】ロジクール M570|4,000円でロジクール体験
「エレコムよりロジクールブランドのほうが安心感がある」という人向けの型落ちモデルがM570です。後継モデルM575と形状は近く、約4,000円で買えるロジクール入門機として位置づけられます。実はブログ筆者が最初に買ったトラックボールがこのM570でした。正直に言うと、最初はすごく使いづらかったです。思うようにカーソルが動かず、作業効率がガクッと落ちました。しかし3日〜1週間ほど続けると感覚を掴み、今では違和感なく使えます。「慣れ」こそがトラックボールマウス最大のハードルです。
ただし注意点が2つ。M570はBluetooth非対応でUSBレシーバー(Unifying)のみの接続です。また現在は型落ち品なので、入手状況によっては価格が変動します。新たに購入するなら後述のM575SPを優先的に検討することをおすすめします。
メリット・デメリット
- ✅ ロジクールのエルゴノミクス形状
- ✅ 約4,000円と安価
- ✅ 5ボタン搭載、電池寿命18ヶ月
- ❌ Bluetooth非対応(USBレシーバーのみ)
- ❌ 型落ちで後継モデルに性能面で劣る
- ❌ 静音クリック非対応
実機でのレビューはこちらで詳しくまとめています → ロジクール M570 レビュー|4,000円でトラックボールを試せる入門機

僕も最初はM570を買ったけど、今から買うならM575SPにするね
【★イチオシ・1位】ロジクール ERGO M575SP|静音×Bluetooth×コスパのバランスNo.1
このブログの実機レビューを総合すると、「1台目のトラックボール」として自信を持っておすすめできるのがM575SPです。価格は約7,000円(Amazon限定M575SPdは約6,600円)。コスパ・静音性・使いやすさのバランスが群を抜いています。最大の特徴は静音クリック。従来モデルよりクリック音が80%減少しており、カフェや静かなオフィス、深夜の作業でも音が気になりません。接続はBluetoothとLogi Bolt USBレシーバーの両対応なので、PCとスマホを切り替えて使いたい人にも便利です。
エルゴノミクス形状で手のひらにぴったりフィットし、単三電池1本で最大18ヶ月持つロングバッテリーも魅力。Logi Options+でボタンカスタマイズも自由にできます。実際に使ってみて、作業中の静かさが集中力を上げてくれると実感できる製品です。
なお、Amazon限定モデルのM575SPdは保証期間が1年(標準モデルは2年)ですが、価格が約1,000円安くなっています。保証にこだわらない人はM575SPdもコスパ◎です。
メリット・デメリット
- ✅ 静音クリック(音80%削減)でどこでも使える
- ✅ BluetoothとLogi Bolt両対応
- ✅ エルゴノミクスデザインで手首に優しい
- ✅ 電池寿命最長18ヶ月(単三×1本)
- ✅ 約7,000円とコストパフォーマンス抜群
- ❌ 高速スクロール非対応
- ❌ 充電式ではなく電池式
- ❌ Bluetooth同時接続は1台のみ
実機でのレビューはこちらで詳しくまとめています → M575SP レビュー|静音化は本当?M575・M575SPdとの違いを実機比較

これ買って後悔したって声を聞いたことないね。コスパ最強だよ
【上位機・本格派】ロジクール MX ERGO S|長時間作業をとことん快適にしたい人へ
「M575SPを使い込んでさらに上を目指したい」「仕事でガチに使い込みたい」という人向けの上位機がMX ERGO S(MXTB2)です。価格は約17,000円と高めですが、その完成度は別格です。MX ERGOシリーズ最大の特徴は、マウスの傾斜角度が0°と20°の2段階に調整できる点です。手首が自然な角度に保たれ、長時間作業での疲れ方が全然違います。実際に使ってみると、20°傾斜で手首・肘・肩すべての緊張が和らぐのが分かります。リストレストと組み合わせると、さらに快適さが増します。
最新モデルのMX ERGO Sでは、クリック音が80%静音化されUSB-C充電にも対応。フル充電で最大120日使え、急速充電で1分の充電でも3時間使えます。8ボタン搭載でLogi Options+によるカスタマイズ性も抜群。FLOW機能で2台のPCをシームレスに行き来できるのも便利です。
旧モデルのMX ERGO(MXTB1)は現在約13,000〜15,000円で手に入ることもあります。USB-C充電・静音クリックにこだわらなければ旧モデルも十分優秀です。
メリット・デメリット
- ✅ 0°/20°傾斜調整で手首を自然な角度に固定
- ✅ 8ボタン・高カスタマイズ性(Logi Options+)
- ✅ FLOW機能で2台のPCをシームレス切り替え
- ✅ USB-C充電・フル充電120日(MX ERGO S)
- ✅ 静音クリック80%削減(MX ERGO S)
- ✅ 急速充電(1分→3時間使用可能)
- ❌ 価格が高い(約17,000円)
- ❌ 約259gと重い(据え置き前提)
- ❌ 定期的な清掃が必要(2週間〜1ヶ月ごと)
実機でのレビューはこちらで詳しくまとめています → ロジクール MX ERGO レビュー|SNSで話題沸騰のトラックボールを実機レビュー

値段は高いけど、使い始めると他のマウスに戻れなくなるよ
予算・用途別の選び方まとめ
改めて、状況別の選び方を整理します。| 予算 | こんな状況 | おすすめ |
|---|---|---|
| 3,000〜4,000円 | まず試してみたい・Bluetooth不要 | エレコム M-XT3DRBK |
| 4,000円前後 | ロジクール形状で試したい・型落ちでOK | ロジクール M570 |
| 7,000円前後 | 長く使う1台を探している | ロジクール M575SP ★ |
| 15,000〜17,000円 | 本格的に作業環境を整えたい | ロジクール MX ERGO S |
- 「まず安くトラックボールを試したい」→ エレコム M-XT3DRBK または ロジクール M570
- 「静音・Bluetooth・コスパを全部取りたい」→ ロジクール M575SP(当ブログ1位推し)
- 「長時間デスクワークで肩・手首を本気で楽にしたい」→ ロジクール MX ERGO S
- 「Bluetoothが不要でとにかくコスパ重視」→ エレコム M-XT3DRBK

迷ってる時間があったらM575SP買っておけば間違いないよ
接続方式を確認する(USB受信機 or Bluetooth)
USBポートの空きが少ないノートPCユーザーはBluetooth対応モデルを選ぶとすっきりします。M575SPはBluetooth + Logi Bolt両対応なので、どちらの環境でも使えます。
静音性を重視するかどうか
在宅ワークでオンライン会議が多い人、家族が近くにいる人は静音クリック対応モデルを選ぶとストレスが減ります。現行モデルではM575SPとMX ERGO Sが静音クリック対応です。

予算と接続方法で絞るとすごく選びやすくなるよ。静音かどうかも在宅だと地味に大事やで。
トラックボール初心者がよく聞く質問
Q. 慣れるのにどれくらいかかる?
個人差はありますが3日〜2週間が目安です。最初はカーソルが思うように動かず、作業効率がガクッと落ちます。筆者も「失敗したかも」と思いましたが、1週間続けると感覚が掴めてきました。ポインタ速度を少し下げてゆっくり慣らすのがコツです。焦らず使い続けてください。
Q. 肩こり・手首の痛みは本当に改善する?
手首をほとんど動かさずに操作できるので、腱鞘炎や手首痛には効果を感じやすいです。肩こりへの効果は姿勢にもよりますが、傾斜調整できるMX ERGOは手首・肘・肩の自然な角度が保ちやすく、よりケアしやすいです。通常マウスで痛みを感じていた方はぜひ試してみてください。
Q. トラックボールのメンテナンスは面倒?
月1回程度、ボールを外して拭くだけです。ボール裏にほこりが溜まるとカーソルの動きが悪くなりますが、取り外しは裏の穴に指を当てて押すだけで簡単。ロジクールもエレコムも同じ手順です。エアダスターがあればセンサー部分もきれいにできます。1〜2分で終わりますよ。
Q. 親指タイプと人差し指タイプ、どちらがいい?
初心者には親指タイプ(M575SP・M-XT3DRBKなど)がおすすめです。通常マウスに近い持ち方で使えるので慣れやすいです。人差し指・中指操作タイプは精密な操作が得意ですが、慣れるまで少し時間がかかります。まず親指タイプから始めて、慣れてきたら人差し指タイプも試してみてください。
まとめ|在宅ワーカーはトラックボールを試してみて
当ブログの実機レビューをもとにした、最終的な結論です。
- 1位(イチオシ):ロジクール M575SP|静音・Bluetooth・コスパ三拍子揃い。7,000円台で買える最強バランス機
- コスト最優先:エレコム M-XT3DRBK|3,500円でトラックボールを体験できる入門機
- ロジクール安価版:M570|型落ちだが形状は優秀。Bluetooth不要ならあり
- 上位機:MX ERGO S|傾斜調整・8ボタン・USB-Cで本格使用。長時間作業をとことん快適に
「まず試してみたい」ならエレコム M-XT3DRBK か ロジクール M570、「長く使う1台を選びたい」ならM575SPが正解です。
手首の痛みや疲れで悩んでいる在宅ワーカーの方は、ぜひ一度トラックボールを試してみてください。慣れるまでは少し大変ですが、慣れたら「もう普通のマウスには戻れない」と感じると思います。


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